国家と内閣の基本的な役割を確認しておこう

今の日本にはヒトラーのような独裁者がおらず、国民が比較的平和に暮らしていけます。それは「三権分立」が確立されているからです。
三権とは「立法」「行政」「司法」のことです。
権力が特定の部分に集中してしまうと、独裁や腐敗がおこってしまうので、権力が3つに分かれています。
立法は法律や予算を作る活動、行政とは国会で作られた決まりごと(法律)を実行に移すこと、司法は国民の間に起きた紛争について法律に基づいて裁く行為です。
立法権は国会に、行政権は内閣に、司法権は裁判所にそれぞれ
委ねられている。
この三つの機関がそれぞれの役割を果たしバランスが取れているうちは政治はうまく機能します。
だが、最近霞が関の官僚が力を持ちすぎてバランスが崩れはじめています。
最近の新聞やニュースを見ていて、「官僚たちは国民のためではなく、自分たちのために行政をやってるのでは?」と感じる事はありませんか?